現在、輸出をする時に使う梱包用木材は、世界的に燻蒸処理が必要となります。しかし、燻蒸用木材は登録されている梱包業者しか使用することが出来ません。
また、加工工程における管理の難しさと責任を伴う木材の販売体制により、燻蒸された木材は木材のみでの販売は実質行われることはありません。(※加工された部材での販売は別です) |
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燻蒸用木材を使わなくても、木材で輸出することは可能です。その材料をLVL材といいます。
LVL材は燻蒸用木材と比べても、同程度の強度を持ち、国際基準としては非木材扱いになるので燻蒸の必要はありません。
このLVL材を使用することで世界中に輸出する場合でも木材の燻蒸処理は不要となります。
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今まで木材のみで購入することが出来なかった燻蒸木材ですが、燻蒸不要のLVL材で代替することが出来ます。 |
■LVL材の種類は3種類 LVL材の寸法は下記の3種類となります。
寸法内であれば、縦・横ともに自由にカットできます。
定尺(単位:mm)
3960×85×85
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定尺(単位:mm)
3960×70×20 |
定尺(単位:mm)
1230×2440×9 |
さらに輸出の場合に通関業者さんによっては燻蒸証明書を提出依頼される場合があります。
そこでご購入いただいた方には、必要な場合に応じて、燻蒸用木材となんら変わりない旨の輸出用の要件を満たす書類もお付けします。
その書類さえあればスムーズな通関が可能となります。
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