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包装タイムス 2008年9月8日号

梱包 メディア掲載

木箱レンタル開始
重量物梱包の負担、大幅に軽減


梱包用木箱をはじめプラ段等の梱包箱を製造・販売するハリマ梱包(神奈川県相模原市、電話042・744 ・6438)は、梱包用木箱のレンタルサービスを開始する。


機械等の重量物を梱包する場合、顧客から製品を引き取って梱包作業をする、もしくは熟練した梱包作業員が出張し作業するという業界特有の作業方法が一般的だ。これは人件費を多分に要するため、荷主企業のコスト削減ニーズを満足させるまでには至っていないのが現状であった。


同社では、従来から熟練した技術を要する梱包作業を、非熟練者でも容易に行える「セルフ梱包」サービスを実施しており、前述の課題解決に定評がある。


業界では、「そもそもの梱包箱の費用が高すぎる」「受け取った後、捨てるのに困る」という需要家の声も少なくないにもかかわらず、こうした声がサービスとして具体化されることはなかった。このため、ニーズは潜在化し、需要はあるにもかかわらず放置されてきた。同社では、この点に着目し、今回レンタル梱包箱のサービスに踏み切った。


これにより、発注顧客へレンタル梱包箱を発送し、どう顧客はレンタル箱を組み立て、製品を固定した後、製品受領者へ発送できる。そして、製品を受け取った受領者は開梱した梱包箱を同社へ返送する、というのが一連の流れとなる。


レンタル梱包箱返送についても、同社であらかじめ返送伝票を用意し、最終受領者の手元に渡るように整える。このため、最終受領者は通常の宅配業者に依頼するだけで、保管、廃棄等の手間がかからない。発注顧客への発送料、最終受領者からの返送料もすべて換算した上でのレンタルサービスだ。


価格は発送料、返送料別で、梱包箱1個レンタル当たり3000円(予定)で、内容物の製品重量は大人4人で移動できる150キロ程度までを想定する。梱包箱の費用としては従来の5分の1前後を想定。梱包箱を購入する必要がなくレンタルで事足りる利用者の費用負担を大幅に軽減する。


開始直後は箱の内寸法で800×800×800から実施する予定。顧客のニーズ次第では順次、寸法の拡充も視野に入れる。


従来、盲点となっていた小口スポット需要に光を当て、顧客満足を図ることで、より一層、業容の拡大を加速させる方針だ。


2008年9月8日 包装タイムスより抜粋

実績があります












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